アフターピルが安くなります
アフターピル(モーニングアフターピル)は、緊急避妊ピルとも呼ばれ、避妊に失敗したり、同意のない性行為で避妊ができなかった場合に、妊娠を回避する目的で事後に使用します。72時間(3日)以内に服用することで、アフターピルの効用により、排卵を抑制したり遅らせたりすることで、受精を妨げ妊娠を防ぐ効果を持ちます。
国内では72時間以内に1錠飲むタイプの緊急避妊薬「ノルレボ錠」が唯一の承認薬として使われていましたが、富士製薬工業が、国内で初めて「ノルレボ錠」のジェネリック薬「レボノルゲストレル錠」を発売しました。「レボノルゲストレル錠」当院にては8950円(初診料・指導料・薬剤料・消費税込み)となります。
「ノルレボ錠」は14700円(初診料・指導料・薬剤料・消費税込み)と、避妊効果、安全性で優れるものの高価であり、お出しするのは心苦しかったのですが、ようやく安価なアフターピル「レボノルゲストレル錠」の登場となりました。
「レボノルゲストレル錠」の効果は、ノルレボ錠と同じく72時間以内に1錠飲めば、妊娠阻止率は85%前後となります。