当院の治療方針
一般不妊治療にて半数の方は妊娠にいたるため、基本的に負担の少ないことから開始して順次段階的に治療をステップアップしていきます。
不妊治療というと痛い検査・治療がある、通院回数が多くて大変、費用がかかる(実際は、ほとんど保険適応可)、人工授精・体外受精までは抵抗がある、というようになんとなく始めづらいイメージがありますが、一人一人の事情・原因に合わせた最適な治療を考えていきます。もちろん年齢、これまでの治療歴、不妊原因を考慮して早めの高度生殖医療をお勧めする場合もあります。
治療のステップ
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第1ステップ
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不妊検査
女性側、男性側それぞれで不妊の原因がないかを検査します。
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タイミング指導(4〜6周期)
基礎体温を見ながら、超音波検査にて性交のタイミングについて指導します。
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不妊検査
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第2ステップ
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排卵誘発剤(クロミッド)の内服(4~6周期)
排卵促進と黄体機能の補充を行います。
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排卵誘発剤(クロミッド)の内服(4~6周期)
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第3ステップ
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注射による排卵誘発(3〜5周期)
hMG-hCG療法(過排卵刺激)
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人工授精(AIH)(3~5周期)
洗浄濃縮精子を子宮内へ注入します。
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注射による排卵誘発(3〜5周期)
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第4ステップ
一般不妊治療で2年以上妊娠しない場合、体外受精(IVF)を考慮します。
※現在当院では実施していませんのでご紹介となります。
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第1ステップ不妊検査、タイミング指導
第1ステップでは、まず不妊検査を行い不妊になっている原因について調べます。また、妊娠の確率を高めるために性交タイミングの指導をしていきます。
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第2〜3ステップ排卵誘発剤・人工授精による治療
第2ステップでは、スムーズな排卵を促すため排卵誘発剤を使用します。それでも妊娠がない場合、第3ステップとして人工授精を行い、卵子と精子の出会いを助けます。
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