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飲み方
性交後72時間以内に1錠(1.5㎎)飲むだけです。
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効果
妊娠の確率は全体で1.4%。特に危険な排卵日付近の妊娠阻止率は85%。
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副作用
悪心・嘔吐などの副作用はかなり少なく、飲みやすくなっています。
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費用
8,950円(初診料・指導料・薬剤料・消費税込み)とヤッペ法に比べ高価です。
緊急時に望まない妊娠を防ぐアフターピル
アフターピル(モーニングアフターピル)は緊急避妊ピルとも呼ばれ、避妊に失敗して72時間(3日)以内に服用することで、妊娠を防ぐ効果を持つものです。ピルの効用により排卵を抑制したり遅らせたりすることによって受精を妨げます。
料金
- レボノルゲストレル錠 8,950円
- ヤッペ法 5,200円
※初診料・指導料・薬剤料・消費税込みの料金です。
適用ケース
- コンドームをつけていたが、外れたり破れたりした時
- 避妊をせず性交してしまった時
- 途中からコンドームをつけたり、膣外射精だったりで避妊になっていない時
- 低用量ピルを飲んでいるが、飲み忘れと重なってしまった時
なるべく早く飲んでください。
早いほど効果があります。
早いほど効果があります。
服用方法の種類
レボノルゲストレル錠による方法と、プラバノールを用いたヤッペ法の2種類がありますが、安全性・効果の面でレボノルゲストレル錠が日本産科婦人科学会推奨となっています。
レボノルゲストレル錠
ヤッペ法
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飲み方
性交後72時間以内に、プラノバールという中用量ピルを2錠飲みます。その12時間後に再度プラノバールを2錠飲みます。
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効果
妊娠の確率は全体で3.2%。特に危険な排卵日付近の妊娠阻止率は57%。
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副作用
悪心(51%)、嘔吐(19%)が起こりやすいです。
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費用
5,200円(初診料・指導料・薬剤料・消費税込み)とレボノルゲストレル錠に比べ安価です。
よくあるご質問
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アフターピルを飲んでから次の生理はいつくるの?
妊娠していなければ、早くて飲んでから3~4日後、遅くても3週間以内には生理がきます。
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アフターピルを飲んだのに生理がきません。
アフターピルを飲んで3週間以上生理がこない場合や、出血はあったが生理かどうかはっきりしない場合は妊娠の可能性がありますので、妊娠検査を受けてください。
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アフターピルの効果はいつまで持続するの?
アフターピルを飲んでも、次の生理がくるまでの残りの期間の避妊が保証されるものではありません。アフターピルを飲んでも妊娠してしまった例の多くはアフターピルの効果により排卵を遅らせることはできたものの、2回目の性交で妊娠してしまったものです。次の生理までは性交を控えるようにしてください。